【中途】2019年入社 技術職

社員インタビュー
社員インタビュー

【中途】2019年入社 技術職

仕事も考え方も
固定化させたくなかった
さまざまな現場と地域を
体験できるのが楽しい

2019年4月入社 / 機械系工業高校卒
神戸事業所 機械事業部 技術グループ

Y.T

ボルテック入社のきっかけ

1種類ではなく、いろいろな機械を扱いたくて転職

前職はバッテリー工場勤務で、高卒で入ってから5年ほど勤めていました。工場だと「バッテリー」という1つの製品をずっと作り続けることになります。もちろんこの仕事にも意義はありますが、自分にとっては少しつらく、4年目くらいから「このまま続けていていいのだろうか」と悩み始めました。転職を考え、「もっと多種の機械を扱う仕事をしたい」と思って見つけたのがボルテックでした。
ボルテックを知ったのはハローワークの検索からです。希望職種を「機械系」に絞って探したところ、リストに上がってきました。数ある他社と比べて魅力を感じたのは、仕事内容に「大型エンジン整備」と書いてあったからです。不器用な自分でも大型なら行けるかもしれないという思いがありました。
以前から働く場所にはあまりこだわらず、好きな機械を扱えるなら全国どこへでも行くつもりでした。私の出身は熊本で、新卒で入った会社は三重にあり、転職した今は神戸にいます。住む場所は気になりましたが、寮を完備する会社なら大丈夫だと考えてボルテックを選びました。

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機械への興味

整備士の父の背中を見て、機械は面白そうだと思った

父が車の整備士をしているので、その影響で昔から機械を触るのは好きなほうだと思います。ただ取り外した部品を見ると非常に小さく細かいので、自動車の仕事は手先が不器用な自分には難しいとはいつも感じていました。でも機械は好きなので地元の工業高校の機械科に進みました。
私が通った学校では、1年目は工具の使い方などの基本を学びます。2年生から実習で少しずつ機械を扱うようになり、旋盤加工や溶接、鋳造などを一通り習います。3年生の実習では地元企業に協力してもらい、船舶用の金釘など、作った部品を納入する経験もしました。

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転職時の気持ち

未知である「大型エンジン」への不安はあまりなかった

でもボルテックに入って扱うことになる「大型エンジン」についての知識は持っていません。仕事内容について想像はしますが、それが合っているかどうかも不明です。それでも転職してチャレンジしたのは「何事もやってみないと分からない」と考えたからです。確かに最初は心配しましたが、まず手を動かして自分で体験しなければ何も言えません。もし想像と違ったとしても、それはそれで貴重な経験になります。どちらの結果でも必ず自分の糧になると気づいてからは不安がなくなりました。
面接では「1つの機械ではなく、さまざまな機械を扱う仕事をしたい」と伝えたと思います。1月に面接を受けて採用通知をもらい、その年の4月に転職しました。

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仕事を覚えるまで

少しずつ任される場所が増え、自信が持てた

入社して最初に手がけた現場は、陸上での自家発電用エンジンの整備です。発電機としては中規模で5人ほどのチームで向かいました。当初は現場の流れが全く分からないので、先輩の作業を見学するところからスタートです。工具の受け渡しをしながら形を覚えたり、実際に動かしている様子を見ながら作業を学んだりしていました。
しばらくすると「ちょっとここやってみて」と少しずつ任される場所が出てきます。例えばフィルターの交換やエンジンを動かす油の注入などですが、それらは小さくても大切な作業です。本当に何も知らない状態から入社したので、先輩から任せてもらえる場面があると「成長を認めてもらっているのかな」と励みになりました。
中途入社でとても心強かったのは、先輩方のフォローです。分からないことがあればすぐに聞くことができ、歴の長い先輩から的確な指示が出ます。先輩でも分からないことがあれば一緒に調べることもあります。経験だけに頼らず、いつでも向上心を持って新しいやり方を見つけようとする先輩の姿はかっこよく、私も見習いたいと思っています。

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就活生へメッセージ

転職してよかったのは、毎日「同じではない仕事」に携われるところです。エンジン点検という業務は共通でも向かう現場はさまざまで、同じ工場に置かれたエンジンでも1基目と2基目では状態が変わります。分解のたびにプロセスを考え、効率的に工具を使わなければいけません。先輩と協力しながら問題を解決していく作業はとても楽しいですね。
あと、自分ではなかなか行かない県へ出張で行けるのも楽しみです。これは転職してから気づきましたが、自分は新しい土地でもどんどん馴染める性格だったようです。考え方を固定することなくさまざまな現場を体験できるので転職してよかったと思います。今5年目を迎えていますが、これからも多くの人の意見を取り入れながら経験を積み、さらに成長していきたいと考えています。