【新卒】2013年入社 技術職

社員インタビュー
社員インタビュー

【新卒】2013年入社 技術職

グローバルに活躍する
エンジニアとして、
貿易の根幹に関わる
仕事に取り組んでいます

2013年10月入社 / 商船高専卒
本社 電気事業部 船舶技術グループ

R.H

わたしの仕事

横浜・神戸事業所間の業務連携

ボルテックでは、学校で学んだ船舶の知識と、独自に身に付けた英語力の両方を活かして働いています。現在は、多種多様な船舶のメンテナンス業務や新造船立ち上げなど、国内外問わず、幅広い業務に携わっています。最近では、横浜と神戶の事業所間における連携を強めることを目標に、自身が主導となって情報共有の手段の見直しを実施。横浜と神戸では土地柄もあり、同じメーカーの仕事でも受注する業務内容に偏りがあります。メンテナンス業務では古いシステムを、新造船立ち上げでは新しいシステムを扱うため、経験値といった意味で差が生まれてしまうことも多々あります。全ての業務を網羅することは容易ではありません。ただ、事業所を問わず、課員全員が客先に対し同じレベルのサービスを提供できるよう、社内ポータルを利用した資料共有のためのシステムを構築することを決意。現在は、両事業所が今までと変わらない働き方をしながらも、うまく同じ情報を共有できるような仕組みづくりを、神戶の社員と協力しながら進めています。

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仕事のやりがい

世界中の人から「ありがとう」と言われる仕事

我々は、船の運航に欠かすことのできない重要なシステムと、日々向き合っています。万が一、予定通りに船が出せないとなると、その損失は図り知れません。だからこそ、お客様方の悩みはいつも切実で、それは国内も海外もどちらも変わりません。以前、韓国に泊まっていた船に予期せぬトラブルが発生し、急遽「明日来てくれませんか?」と頼まれたことがあります。その時は、行きの飛行機の中で図面を確認し、トラブルが発生した箇所にアタリを付けながら現地に向かいました。現場では、その予想をもとに迅速に部品を交換し、船は翌日には無事に出港しました。ふと、物流の根幹を支えるという重要な仕事に対して、プレッシャーを感じる時もあります。それでも、「船が動かせない」ことへのお客様の不安を思えば、どんな壁も乗り越えられました。なにより世界中の人に、心の底から「ありがとう」と言ってもらえる仕事に携われていることは、自分にとって大きなやりがいにつながっています。

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目指すべき未来

「伝える」気持ちが、グローバルへの第一歩

ボルテックが海外からも声をかけてもらえるのは、技術力の高さに加え、今までしっかりと信頼関係を構築できてきたからこそだと思います。専門的な技術は、働いていく中で学ぶことができますが、信頼関係を築くために重要な「お客様と対話する力」はそう簡単には身につけることができません。私自身、今でもビジネス的な細かいニュアンスを、英語でうまく伝えられているか不安になるときもあります。ただ、一番大事なのは語彙力ではなく「伝えたい」という気持ちです。声色や雰囲気、表情で相手の受け取り方が変わるのは、どこの国も同じ。コミュニケーションも含め、「お客様に対して誠実な気持ちで接する」というのは常に意識しています。そのため、出来るだけお客様の要望にはお答えするようにしています。もちろん、安請け合いはしませんが、急なご依頼も、人員の配置やスケジュールを調整し無理なく対応できそうであればできる限り受けてきました。そのような行動が、信頼関係を築く一つの要因になったと信じています。ボルテックで働く上で大切なのは、勉強や学歴よりも、礼儀正しさと素直な気持ちです。今後は、新しい機器やシステムにも柔軟に対応できるよう、技術力を磨くのはもちろん、お客様との関係性をより強固にするために、「伝える」ことを意識した対話ができる人をさらに増やしていければと思います。

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就活生へメッセージ

「物流の根幹を支える」というスケールの大きな仕事に携わることができる会社は、そんなに多くありません。だからこそ、この世界に興味がある方は、まずは飛び込んできてみてください。仕事に必要な専門知識は働いているうちに後からついてきます。また、仕事の都合上、海外に行く機会は多いです。私自身もアジア圏に加え、アメリカやメキシコなどへの海外出張を経験しています。船舶の知識を活かして、グローバルに働きたいと考えている学生さんにとって、ボルテックは魅力的な企業だと思います。